活動紹介

吹奏楽部の活動

【吹奏楽部】四国支部大会,銅賞をいただきました

 県大会から一ヶ月,8月28日(日)高知県立県民ホールで行われた“第70回全日本吹奏楽コンクール四国支部大会”に出場し,銅賞をいただきました。
 部員のほとんどが初めての四国支部大会であり,本番時間が近づくにつれて緊張感が増していました。ステージに上がると,初めて見る多くの観客を目の当たりにして緊張マックスになりました。本番のタクトが下ろされた瞬間の音は,本来の“鳴吹サウンド”とはほど遠い響きでした。それでもステージ上の部員は懸命に演奏し,四国支部大会のステージを楽しむことができました。演奏後,誰一人涙を流すこと無く,笑顔で大会を終えることができました。
 県大会後,一人の部員がこう言ってくれました。
「先生が県大会前に言っていたように,このメンバーでの演奏は県大会で終わらず,まだ続くと私も思っていました。」部員が同じ気持ちを共有できたことが“熱い夏”をこのメンバーで過ごすことができたエネルギーの源であったと思います。
 猛暑の中,遠路応援にかけつけてくださった保護者の皆様,また横田校長先生ありがとうございました。
 最後になりましたが,本大会に出場するに際して,ご支援・ご鞭撻をいただいた皆様に感謝申し上げます。

 

 

(演奏曲)

課題曲 鈴木英史作曲 ジェニシス
自由曲 K.フサ作曲 プラハ1968年の音楽 

【吹奏楽部】多くの方に支えられて2

三宅孝典先生によるレッスン コロナ禍ではありますが,コロナ感染症防止対策を万全に施し,ルールに基づいて,四国支部大会に向けてレッスンを行いました。
 今回の講師は,徳島県出身のプロ・ユーフォニアム奏者の三宅孝典先生に来校していただきました。

 本校吹奏楽部が取り組んでいる課題曲“ジェニシス”を社会人吹奏楽団で指揮をされ,数日前に自由曲“プラハ1968年の音楽”を演奏された経験を持たれていました。
 三宅先生は,長年,大阪市を中心に活動している“オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ(旧大阪新楽団)”で活動され,今年から徳島文理大学音楽部の教授に就任されています。
 今回のレッスンでは,私たちの今までの経験の上に新しい知識を入れていただき,実りの多い時間を過ごすことができました。
 これまで多くの先生方に来校していただき,感謝申し上げます。今後ともご指導をよろしくお願いいたします。

【吹奏楽部】(世界初演)4つの応援曲

4つの応援曲選抜大会で,大阪桐蔭高等学校応援団の演奏を間近に聞くことができました。同校吹奏楽部は,J-pop からオリジナル曲を数多く演奏していました。
帰校後,部員と応援の反省会をする中で「鳴門高校にもオリジナル曲が欲しい」と意見が出ました。
そこで,顧問の前任校の教え子であり,本県出身の昨年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲の作曲家・尾方凜斗先生に依頼したところ,快く引き受けていただきました。
応援曲は全4曲あり,まだ曲名はありません。テレビ放送では「題名のない応援曲です」と紹介されました。
そのうちの1曲は,ヴェートーベンの交響曲第九番第4楽章の『歓喜の歌』がモチーフになっています。


尾方先生より「阿波踊りは既にされているので,第九を軽快な曲調にしてみました」
今回の甲子園では,ヒットが出たときに使用させていただきました。
また,残る3曲は各イニングの冒頭に使用し,アルプススタンドに勢いをつけました。
これからもいろいろなステージで使用してきたいと思います。
尾方先生,ありがとうございました。

 

 

【試合後,尾方先生より】
こんばんは、今日は素敵な演奏をありがとうございました!!
ネット中継で聴いていましたが、4曲ともしっかりと聴こえてきて感動的でした。昨年の吹コン全国(吹奏楽部の甲子園)、今年の全国高校野球 と、ダブル甲子園で自作が演奏されて感無量です。本当にありがとうございました。

 

2019年県知事表敬訪問【尾方凜斗プロフィール】
(写真は,県知事表敬訪問の時です)
1995年徳島県徳島市出身。東京音楽大学大学院作曲指揮専攻作曲研究領域(芸術)を修了。桐朋学園大学音楽学部カレッジ・ディプロマ・コース作曲専攻を年次修了。作曲を伊藤弘之、原田敬子、細川俊夫、伊左治直の各氏に師事。湯浅譲二と松平頼暁各氏のマスタークラスを受ける。 いわゆる現代音楽を中心とした創作活動やスクール・バンド向けの作/編曲、吹奏楽コンクール審査員、合奏レッスンの講師等の活動を展開している。 これまでに、第12回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位、第18回弘前桜の園作曲コンクール一般部門(審査委員長:下山一二三)第1位、弘前市長賞などを受賞。スクール・バンドを対象とした作品は、東京佼成ウインドオーケストラやOsaka Shion Wind Orchestraなどによって演奏され、全日本吹奏楽連盟とティーダ出版によって出版されている。 作曲の会「Shining」会員。

【吹奏楽部】春夏連続のアルプススタンド

ホルンパート8月7日、本校硬式野球部が第104回全国高校野球選手権大会に出場するため,吹奏楽部も応援に行ってきました。

今回は,日程の都合がついた部員30人とOB・OGと教員を含めた総勢36人での演奏でした。

対戦相手は,高校野球も吹奏楽も強豪校の近江高等学校でした。

 

打楽器パート抽選会後,部員たちは対戦相手が選抜の準優勝校であることに驚きましたが,全国大会の舞台で共演できる喜びを感じ,『鳴門高校アルプススタンドが一丸になるように演奏しよう』と決意しました。

今回の選曲は,新曲7曲を含めた計18曲を準備しました。試合まで日程が詰まっていたため,ダンス部員との合同練習がなく,当日を迎えることとなり不安でいっぱいでした。

 

トロンボーンパート今回からヒットが出たときは『第九』をモチーフとした新曲のオリジナル曲を演奏しました。そして,得点が入ったときにのみ聴くことができる『阿波踊り』も。

初回から,この2曲を甲子園球場いっぱいに響きわたらせることができました!

最終回までに用意していた全18曲を演奏することができました。最終回は,新曲を続けて演奏し,ダンス部とのタイミングもぴったり。そして,アルプススタンドが一体となりました。

 

 スーザフォンテレビ放映を見ていた方やグラウンドでプレーをしていた方,アルプススタンドで一緒に応援していた方から『よー音が鳴っていたよ』と最大の褒め言葉をいただきました。

今回,多くの反省点も見つかりましたので,今後の活動に生かしたいと思います。

この度の甲子園演奏に際しまして,多くの方々にご協力いただき感謝申し上げます。

【吹奏楽部】近江高校吹奏楽部の皆さんと

両部幹部で健闘を誓う8月7日(日)

第104回全国高校野球選手権大会 大会2日目第4試合
近江高等学校vs 鳴門高等学校
試合前に,阪神甲子園球場隣の5号スパンで近江高等学校応援団と一緒になりました。
初対面でしたが,部員同士,顧問同士が交流し,お互いの健闘を誓いました。

 

 両部,顧問で健闘を誓う顧問同士も初対面でしたが,両吹奏楽部は同じ講師でつながっていて,以前よりお互いの吹奏楽部をリスペクトしていました。
また,本校顧問と近江高等学校OBが同じ楽団に所属している縁もあり,話が弾みました。
そして,そのOBに中学生の時にレッスンを受けた生徒が本校に数名いるという偶然も。

アルプススタンドに向かう前に,交流を深めることができました。