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家庭クラブの活動
文化祭のフードポストへの寄付、ありがとうございました。
鳴門市のフードポストを鳴門高校文化祭に置かせていただいたところ
おかげさまでお菓子やレトルト食品など1058点が集まりました。
ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
出張!鳴門市フードポストin鳴高文化祭
鳴門高校は鳴門市とコラボして、8月28日から文化祭までの期間、フードポストを設置します。
賞味期限が持参日より2か月以上ある食品や調味料などを、8月28日~9月3日までは職員室前ポスト、9月4日(文化祭当日)は多目的ホールに持ってきてくださるとありがたいです。お譲りいただいた食品は、食べ物を必要としている方にお渡しします。
エシカル講習会「プラスチックゴミと資源~鳴門の海を守る」
有限会社ハイプラ 松崎さんにお越しいただき,貴重なお話を伺いました。
日本ではプラスチックゴミを燃料として使っていることをサーマルリサイクルと呼んでいます。しかし,その行為をリサイクルとしているのは日本だけです。プラスチックを溶かして原料として新たな製品を作るマテリアルリサイクルや化学合成によりほかの物質に変えて利用するケミカルリサイクルのみ,海外ではリサイクルというそうです。
ただ,日本ではペットボトルが出始めたころ,リサイクルするということを念頭にペットボトルは全て透明で製造すると飲料メーカーが合意して,現在に至っています。これもまた,日本だけで,海外ではいろいろな色のペットボトルがあるそうです。ふた,ラベル,フィルムに分けてゴミに出せばリサイクルすることができるので,しっかり分別しなければなりません。
ゴミの総量の全体からいえばプラスチックゴミというのはさほど多いものではないのですが,その強度から,なかなか自然界に戻らず,何十年も残り続けるということが問題です。海にゴミを捨てたというよりは,たくさんの人の,ちょっとした不注意でプラスチックゴミがゴミ箱に入らず,風にまったり,いろいろな場所を経て,自然になくなることなく,海に流れ着いているようです。
プラスチックゴミのせいで,海の生物はどんどん少なくなっています。
私たちにできることは,使い捨てプラスチックを使用しないことや,不注意でプラスチックゴミを落とさないこと,しっかりと分別をすることなど,たくさんあります。
とても勉強になりました。
令和3年度エシカルツアー
「エシカル」とは本来「倫理的」という意味の言葉ですが,より具体的に「人や環境に配慮した」といった意味合いで使用され始めています。
今回は地元鳴門の第1次産業として活躍する事業所を巡り,エシカルな取り組みについて教えていただきました。
いちご狩りが楽しめるフルーツガーデンやまがたさんでは,牡蠣の貝殻を粉末にしたものや,鳴門わかめの根っこなど,捨てられる部分から海藻エキスを抽出させて,肥料にされています。また,いちご狩りのシーズンから外れて収穫されたものはスイーツに加工され,食品ロスの削減に努力されていました。写真は「うずしおベリーカタラーナ」です。とっても美味しかったです。
菌床栽培でしいたけを生産しているサンコウファームさんに,お話をうかがいました。菌床栽培とはオガクズやふすま(小麦の皮)などを再利用した人口の培地でキノコを栽培するそうです。オガクズもふすまも廃棄されることが多いですが,栄養価は高いので,菌床として再利用すると美味しいきのこが育つとのことでした。新鮮な椎茸をホットプレートで焼き,塩を軽く振っていただきました。椎茸が苦手な人も初めて食べられたという美味しさでした。
エシカル料理実践中!その3
秋祭りの時期です。秋祭りにはおばあちゃんがつくってくれたボウゼの姿寿司や「いものもち」をよく食べます。ボウゼの姿寿司はハードルが高いのでいものもちをつくりました。つぶした鳴門金時にレンジでチンしたお餅とお砂糖,ひとつまみのお塩を加えて,なめらかになめらかになるまでつきます。きなこを餅とり粉にして,まるめたあんこを包めば出来上がりです。「エシカル消費」は地域の伝統文化に着目した消費活動を推進しています。温暖で降雨量が少ない県北部,海からのミネラルを含んだ砂地で育てられた鳴門金時はほくほくと甘くて美味しいです。