活動紹介

1. 令和3年度エシカルツアー

投稿日時: 2021/12/17 部活顧問

「エシカル」とは本来「倫理的」という意味の言葉ですが,より具体的に「人や環境に配慮した」といった意味合いで使用され始めています。

今回は地元鳴門の第1次産業として活躍する事業所を巡り,エシカルな取り組みについて教えていただきました。 

いちご狩りが楽しめるフルーツガーデンやまがたさんでは,牡蠣の貝殻を粉末にしたものや,鳴門わかめの根っこなど,捨てられる部分から海藻エキスを抽出させて,肥料にされています。また,いちご狩りのシーズンから外れて収穫されたものはスイーツに加工され,食品ロスの削減に努力されていました。写真は「うずしおベリーカタラーナ」です。とっても美味しかったです。

 

菌床栽培でしいたけを生産しているサンコウファームさんに,お話をうかがいました。菌床栽培とはオガクズやふすま(小麦の皮)などを再利用した人口の培地でキノコを栽培するそうです。オガクズもふすまも廃棄されることが多いですが,栄養価は高いので,菌床として再利用すると美味しいきのこが育つとのことでした。新鮮な椎茸をホットプレートで焼き,塩を軽く振っていただきました。椎茸が苦手な人も初めて食べられたという美味しさでした。