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活動紹介
家庭クラブの活動
エシカル講習会「プラスチックゴミと資源~鳴門の海を守る」
有限会社ハイプラ 松崎さんにお越しいただき,貴重なお話を伺いました。
日本ではプラスチックゴミを燃料として使っていることをサーマルリサイクルと呼んでいます。しかし,その行為をリサイクルとしているのは日本だけです。プラスチックを溶かして原料として新たな製品を作るマテリアルリサイクルや化学合成によりほかの物質に変えて利用するケミカルリサイクルのみ,海外ではリサイクルというそうです。
ただ,日本ではペットボトルが出始めたころ,リサイクルするということを念頭にペットボトルは全て透明で製造すると飲料メーカーが合意して,現在に至っています。これもまた,日本だけで,海外ではいろいろな色のペットボトルがあるそうです。ふた,ラベル,フィルムに分けてゴミに出せばリサイクルすることができるので,しっかり分別しなければなりません。
ゴミの総量の全体からいえばプラスチックゴミというのはさほど多いものではないのですが,その強度から,なかなか自然界に戻らず,何十年も残り続けるということが問題です。海にゴミを捨てたというよりは,たくさんの人の,ちょっとした不注意でプラスチックゴミがゴミ箱に入らず,風にまったり,いろいろな場所を経て,自然になくなることなく,海に流れ着いているようです。
プラスチックゴミのせいで,海の生物はどんどん少なくなっています。
私たちにできることは,使い捨てプラスチックを使用しないことや,不注意でプラスチックゴミを落とさないこと,しっかりと分別をすることなど,たくさんあります。
とても勉強になりました。