校長室だより

令和8年度2学期始業式によせて

2026年9月10日 07時49分

 長かった夏休みが終わり、本日から2学期が始まりました。
 夏休みには、部活動に打ち込んだり、進路について考えたり、家族や友人との時間を大切にしたりするなど、皆さんがさまざまな経験を重ねたことと思います。 
 2学期の始業にあたり、皆さんには、「一歩前に踏み出す」ことを大切にしてほしいとお話しました。授業中に分からないことがあれば先生に質問する。学校行事では、誰かがやってくれるのを待つのではなく、「自分にできることはないか」と考えて行動する。普段あまり話さない人にも、自分から挨拶をしてみる。こうした小さな行動も、大切な一歩です。新しいことに挑戦すれば、思うようにいかないこともあります。しかし、失敗しないことよりも、失敗から何を学ぶかが大切です。うまくいかなかった理由を考え、次に生かし、もう一度挑戦する。その積み重ねが成長につながり、「未来への可能性」を広げていきます。2学期には、文化祭や体育祭、部活動、探究活動、進路に向けた取組など、力を発揮する機会がたくさんあります。一つ一つの場面で、「誰かがやってくれる」ではなく、「自分がやってみよう」という気持ちを持ち、主体的に行動することを期待しています。
  そして、もう一つ大切にしてほしいことが、「思いやり」です。友達の頑張りを認めること、困っている人に声をかけること、相手の立場に立って言葉を選ぶこと。こうした小さな「思いやり」が互いに支え合う、温かい学校の雰囲気をつくります。特にSNSでは、相手の顔が見えないからこそ、自分の言葉に責任を持つことが大切です。送る前に一度立ち止まり、「この言葉を受け取ったら、どう感じるだろう」と、考える習慣を身に付けてほしいと思います。大きな一歩でなくても構いません。一人一人の小さな一歩が、鳴門高校の新しい一歩になります。
  皆さんにとって、「挑戦」と「思いやり」に満ちた、実りある2学期となることを願っています。
 

令和8年8月27日
校長  鳴川 幸恵

令和8年度1学期終業式によせて

2026年9月10日 07時46分

 今日で1学期が終わります。この1学期、皆さん一人一人に、どのような学びや挑戦があったでしょうか。
 始業式では、「自ら問い、自ら考え、自ら行動する力」を大切にしてほしいこと、そして「挑戦すること」「失敗を恐れないこと」の大切さをお話ししました。振り返れば、授業や部活動、学校行事、資格取得、進路に向けた取組など、それぞれの場所で多くの挑戦があったことと思います。思いどおりにいったこともあれば、失敗したり、悔しい思いをしたりしたこともあったでしょう。しかし、挑戦した経験に無駄なものはありません。成功も失敗も、その一つ一つが皆さんを成長させる大切な財産です。
 明日からは夏休みです。夏休みは、普段の生活を少し離れて自分自身を見つめ、新しい一歩を踏み出すことのできる貴重な時間です。苦手な教科の復習や読書、資格取得、オープンキャンパスへの参加など、自分の未来につながる「学び」を続けてください。 また、地域活動やボランティア、普段できない体験、家族との時間など、「この夏にしかできないこと」にもぜひ挑戦してほしいと思います。人との出会いや実際の体験は、教室では得られない大きな学びとなります。
 最後に、何より大切にしてほしいことが、健康と安全です。暑い日が続きますので、熱中症対策を十分に行い、体調がすぐれないときには無理をしないでください。自転車に乗る際にはヘルメットを着用し、交通ルールを守ることも忘れないでください。
 鳴門高校の皆さんには、「夢をかたちにする力」があります。その力を育てるのは、日々の小さな挑戦です。この夏、一人一人が自分らしい一歩を踏み出し、新しい経験を重ね、ひと回り成長して、元気な姿で2学期を迎えてくれることを願っています。

令和8年7月17日
校長  鳴川 幸恵

令和8年度 鳴門高校入学式によせて

2026年4月25日 15時49分

 令和8年4月8日(水)、令和8年度徳島県立鳴門高等学校入学式を挙行いたしました。
 野や山に若葉が芽吹き、春のやわらかな日差しに包み込まれる中、本校正門の桜も満開となり、新たな門出にふさわしい一日となりました。入学生と保護者の皆様が笑顔で記念写真を撮る姿が印象的で、心温まる光景が広がっていました。
 式では、新入生一人一人の呼名を行い、255名の入学を許可いたしました。凛とした表情と力強い返事からは、高校生活への希望と決意が感じられ、大変頼もしく思いました。創立117年の歴史と伝統を持つ本校で、多くの仲間と出会い、学び合いながら成長してほしいという願いを込めてお話しをしました。
 これからの時代に求められる力として、「自ら問い、自ら考え、自ら行動する力」と「人とのつながりを大切にする心」についてお話しました。AIが進化する社会だからこそ、自分の夢や目標を見つけ、失敗を恐れず挑戦することが大切です。そして、仲間や先生、地域の方々との関わりの中で、思いやりと共感する力を育んでほしいと願っています。
 新入生一人一人の夢に寄り添い「夢をかたちに」できるよう、教職員一同全力で支えて参ります。


令和8年4月8日
校長 鳴川 幸恵

令和7年度3学期終業式によせて

2026年3月24日 16時40分

 3年次生の先輩方が3月1日に卒業し、本日の終業式は1.2年次生のみで行う式となりました。校内に少し静けさを感じる一方で、皆さんがこれからの鳴門高校を担っていくという新たな節目でもあります。今年度は、遠足や修学旅行、鳴高祭など、さまざまな学校行事が実施されました。仲間とともに過ごす時間や、新しいことに挑戦する機会も多かった一年だったと思います。皆さんにとって、それぞれに意味のある、充実した学校生活になっていれば嬉しく思います。
 明日から春休みに入ります。この一年を振り返ってみてください。勉強や部活動、学校行事など、自分なりに一生懸命取り組めたことはあったでしょうか。うまくいったこともあれば、思うようにいかなかったこともあったはずです。大切なのは、「どうだったか」という結果だけではなく、「これからどうするか」という姿勢です。
 春休みは、次の年次への準備期間であると同時に、自分自身を見つめ直す貴重な時間でもあります。少し立ち止まり、自分のこれからについてじっくり考えてみてください。皆さんには、1学期の始業式で「ワクワクすることを見つけてほしい」という話をしました。この一年を通して、「これが好きだ」「これをやってみたい」と思えるものに出会えたでしょうか。 すでに見つかっている人は、それを大切にし、さらに深めていってください。好きなことや夢中になれることは、自分を大きく成長させる力になります。一方で、まだ見つかっていない人もいると思います。しかし、それは決して遅れているということではありません。大切なのは、興味を持ったことに一歩踏み出してみることです。小さな挑戦の積み重ねが、自分の可能性を広げていきます。
 4月からは、新しい年次が始まります。それぞれが自分の目標を持ち、一歩ずつ前に進んでいくことを期待しています。最後に、春休み中は健康と安全に十分気をつけ、有意義な時間を過ごしてください。そして、新年度、元気な皆さんと再会できることを楽しみにしています。


令和8年3月24日
校長 鳴川 幸恵

令和7年度3学期始業式によせて

2026年1月15日 08時59分

 3学期の始業式は、インフルエンザ等感染症の予防のためにzoomによる配信で行いました。
 3学期の始まりにあたり、私から2点について話をしたいと思います。
 1点目は、「生成AIと私たちの生き方」についてです。皆さんが属する高校生の世代は、いわゆるα世代と呼ばれ、生まれた時からAIやデジタル技術が身近にある世代です。わからないことがあれば、すぐにAIに答えを求めることができる環境は、限られた時間を有効に使いたい皆さんにとって、大変魅力的なものです。AIは一人一人の好みや傾向を学び、まるで自分を映す鏡のように寄り添ってくれます。しかし、便利さの一方で注意も必要です。AIの答えが常に正しいとは限りません。また、人として考え、迷い、色々な事(物)と比べながら判断するという大切なプロセスを省いてしまう危険性もあります。便利さに頼り過ぎることで、自分自身の感性や価値観を育てる機会を失ってしまうことがあるのです。AIはあくまで道具であり、「AIに使われる」のではなく、「人がAIを使う」ことが重要です。自分の頭で考え、経験し、判断する力を土台としてこそ、AIは本来の力を発揮します。3学期はぜひ、「自分で考え、行動する一歩」を大切にしてください。
 2点目は、3学期が1年の学習と生活を振り返り、次へとつなげる学期であるということです。3年次生の皆さんにとっては、高校生活を締めくくる大切な時間となります。共通テストや入試に向けて積み重ねてきた努力を信じ、自分らしく最後まで挑戦してください。すでに進路が決まっている皆さんにとっても、この時期は新たな一歩を踏み出すための準備期間です。残された高校生活を大切にし、充実した時間を過ごしてください。
 1・2年次生の皆さんにとっても、3学期が次の年次への確かな土台となる学びの時間となることを願っています。


令和8年1月8日
校長 鳴川 幸恵