大会1日目 (男子予選トーナメント)
鳴門 25-18 城北
前半11-10
序盤、鳴門は城北に連続得点を許し苦しい立ち上がりになったが、点差が開かないように粘り、連続得点で一気に追いついた。しかし流れに乗り切れず逆転するまでは至らず、その後は一進一退のまま、前半終了間際につかんだチャンスに得点を奪い、1点リードで前半を終えた。
後半14-8
後半開始後すぐの連続得点から鳴門はジリジリと引き離しにかかるものの、城北も食い下がり、両チームとも優位を築けないまま中盤へ。鳴門に攻撃のミスが出たところで城北が攻勢に転じたが、鳴門GKが4連続で好セーブを見せ、詰め寄ることを許さずに、押し切った。鳴門は、この勝利で明日の決勝リーグへと駒を進めた。




大会2日目(男子決勝リーグ第1戦)
鳴門 29-32 徳島科技
前半 13-15
鳴門は開始直後から積極的な攻めを見せ,連続得点で先行,追いすがる科技と一進一退の行き詰まる攻防を続けた。試合の流れが大きく動いたのは前半終了間際。連続失点を喫し、点差を3点に広げられた。すぐに取り返すが、2点差を背負って前半終了。決勝リーグは30分ハーフのため、後半のスタミナが切れる時間帯に勝敗の分かれ目が持ち込まれることになった。
後半 16-17
後半、徳島科技が得点しては鳴門が取り返すという展開が続くが、鳴門の2分間退場を機に、徳島科技が流れを引き寄せ、一時は点差は7点まで開いた。ここで鳴門GKが好セーブを連発、徳島科技のGKとセーブ合戦の趣を呈し始めたが、徳島科技の2分間退場をきっかけに鳴門が流れを手繰り寄せ、3点差まで詰め寄った。試合終了まで3分を切ったころには、両チームともシュートの応酬が続く終盤となったが、徳島科技がリードを死守、鳴門はあと一歩及ばなかった。




大会3日目(男子決勝リーグ第2戦)
鳴門 17-42 徳島市立
前半 8-22
両チームとも立ち上がりにミスが続き、試合の主導権をどちらが握るか難しい展開となったが、鳴門は相手のミスにつけ入ることができず、次第に徳島市立主導でゲームが進むようになった。
中盤から、相手のミスから敵陣へ攻め込む展開が見られるようになったが、徳島市立の戻りの早いディフェンスの前にボールを持たされる時間が長くなっていった。鳴門が攻めあぐねる間に、徳島市立は速攻で細かく得点を刻み、次第に点差が開いていった。
終了間際に、GK交代のミスをついて、無人のゴールにシュートを打ち込むという珍しいプレーもあったが、流れを自分の方に引き寄せるには至らず、終了間際にかけての連続失点が、後半に向けて大きくのしかかることになった。
後半 9-20
後半に入っても、鳴門は、徳島市立の守備陣に手を焼く場面が多く、シュートは放つものの苦しい体勢からの弱いシュートを打たされ、徳島市立ゴールをなかなか割ることができなかった。
連続失点で点差が開いたところで、敵ディフェンスに生じた隙を個人技で突き、点を取っては取り返す、一進一退の攻防に持ち込んだ。前半からの失点は大きく、そのまま押し切られて、全国への希望が断たれる結果となったのは残念だった。
明日の最終日は、決勝リーグ最終戦。四国大会への切符をかけて、城南と対戦する。




大会第4日(男子決勝リーグ第3戦 )
鳴門 31-27 城南
前半 16-14
試合開始直後の緊張もほぐれないうちに、鳴門は攻勢を仕掛けて一気に7点差をつけ、試合を有利に運ぶかに思われた。しかし城南も反撃に出て、試合は一進一退となった。ここで先に流れをつかんだのが城南で、鳴門は5連続失点で同点と防戦一方に追い込まれた。終了間際に連続得点で息を吹き返し、リードを保って前半を終えることができた。
後半 15-13
鳴門は前半終了間際の勢いを保ち、粘る城南に対して少しずつ点差を広げ、最大で6点差が開いた。流れが鳴門に傾いたかと思われたが、両チームのGKが奮戦、フリーのシュートが決まらない場面が何度も続き、試合の行方は再びわからなくなった。残り1分半での点差は2点。次の得点がどちらに入るかで試合結果がどちらに転んでもおかしくない状況で、先に点を奪ったのは鳴門。なおも追いすがる城南を振り切り、試合終了。鳴門は2年ぶりの四国選手権出場を決めた。



