投稿日時: 2021/03/31
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令和3年3月19日(金) 13時~15時30分
(演題)「平面図形に潜む性質を見出そう」
(講師)鳴門教育大学 金児正史 教授
今回は、合同な図形での敷き詰め問題について講義をしていただきました。
合同な長方形や靴型の図形を平行移動させて敷き詰める方法を、木の板や厚紙を使って考えていきました。さらには、ワークシートを活用し、一つの基準となる図形から隣り合う図形への平行移動の向きと大きさを表す矢線を書き込み、その内の2つの矢線を選んで図形の動き方を表していきました。選んだ矢線に従い、頂点や辺、面を移動させた場所を色で塗り、規則性がないかを考えました。生徒は、複雑な作業にも懸命に取り組み、気付いたことを発表し合う様子が見られました。図形が変わっても同じように対応することができ、しっかり思考して問題へと取り組むことができていました。生徒も教員も、矢線の選び方が様々であり、違う考え方が見えてとても面白い講義でした。
来年度も同様に、数学の楽しさ・面白さを伝える講義をしていただく予定です。数学が苦手な人も得意な人も、誰でも楽しめる講義ですので、ぜひ参加してみましょう。