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鳴門教育大学との連携事業
鳴門教育大学との連携事業①正多角柱や円柱で正三角形の枠を作ろう
令和2年7月9日(木)13:30~15:00
(演題)「正多角柱や円柱で正三角形状の枠を作ろう」
(講師) 鳴門教育大学 金児正史 教授
参加希望生徒28名を対象に,立体を作るという,高校数学では普段扱われない内容の特別講義をして頂きました。
まずチャレンジしたのが,正四角柱を切ったパーツを3つくっつけて正三角形状の立体を作ることでした。生徒たちは展開図をイメージすることに苦戦するも,友人と相談したり,見本を見せてもらったりしながら作図をしていきました。組み立て作業は楽しく,皆,集中して取り組んでいました。自分で考えて最後まで出来た人は,自信に繋がったのではないでしょうか。
次に,円柱を切ったパーツを3つくっつけて正三角形状の立体を作製しました。スーパーで買った長ネギを斜めに切った断面をひらくと,きれいな正弦曲線が。3年生は高校数学との繋がりを実感してくれたことでしょう。
時間の関係で正三角柱を切ったパーツでは立体を作れませんでしたが,金児教授よりヒントを頂き,次回までの宿題となりました。考える楽しさを教えてもらったような気がします。
講義の後は座談会が行われ,教授という仕事についてや,入試について,更には将来盛んになるであろう事業とは?など,生徒たちは金児教授に様々な質問をしていました。長時間に渡り,有意義な時間となりました。次回の連携事業も楽しみです。