校長室だより

校長室だより 2021/4/1~

令和6年度1学期始業式によせて(校長室だより)

 令和6年4月8日(月) 本年度1学期が始まりました。

 始業式の式辞では、自然災害や技術革新など、猛烈なスピードで変化し予測のできない社会の中で進路選択し、自分の将来や夢のために努力をしていく生徒達に対し、自分というものの基礎をしっかりと固め、周りに流されず自分を見失わないために、弱い部分も含め自分というものを理解していることや、周りの人を理解し他者をしっかりと思えることが重要で、その上で他人と比較することなく、ありのままの自分を肯定する感覚を持っていることが必要であること。そのためには、自分の「こんな人になりたい」「理想とする姿」を明確にイメージし、日常の行動や振る舞いにおいて意識続けること、そうすればネガティブな感情や行動が表に出てきそうな時にも、「理想の自分ならどうするだろう」と考え踏みとどまるきっかけになること、日常の行動や振る舞いで失敗したこと・上手くいったことを振り返り、今後どうするべきか前向きに考える事もできること、その継続が自身の「人間力」の向上につながることをお話をさせていただきました。

 生徒達は集合時間5分前には全員整列完了し、引き締まった表情で式に臨んでいました。新たな節目となる、年度初めに強い決意を持ち、自らを見つめ直し。よい1年にしていきましょう。鳴門高校生の今後に大いに期待します。

 

令和6年4月9日

吉岡 直彦