校長室だより

1. 令和6年度第一学期終業式によせて

投稿日時: 07/25 Web管理者

 令和6年7月19日(金)第一学期終業式が行われました。
 
 終業式の式辞ではこの一学期を振り返り、5月の遠足、6月の県総体、7月の校内球技大会を例に挙げ、鳴高生が友人やクラスの仲間達と共に学校行事や授業そして部活動に、一生懸命夢に向かって全力で取り組んでいることに対し素晴らしいと思っていることを伝えました。

 その上で私が赴任してから常に生徒達にお願いしていること「格好いい大人になってください」ということについて問いかけてみました。入学してから今まで、自分で「今の自分かっこええんちゃうん」と思える瞬間はどのくらいありましたか?と。私はこの学校には格好いい鳴高生がどんどん増えていると感じています。そんな鳴門高校を多くの人にもっともっと知って欲しいと思っています。

 しかしながら、地域の方々からはまだまだ厳しい御指摘を頂くこともあります。自分がやりたいこと、自分が楽なことや楽しい事だけをするのではなく、例えやりたくないことでも自分がやるべき事をできるのが「格好いい大人」なのだと、社会や学校のルールだけではなく、その上で自分の定めた行動規範を持つことが大切である事、自分の行動規範をしっかり実行できる人間になって欲しいというお願いをしました。

 夏休みは各年次によってその意味が違います。1年次生は様々な知識を身につけ経験を積み自分の夢を見つけて欲しい、2年次生はオープンキャンパスや体験入学に積極的に参加し具体的な目標を定めて欲しい、3年次はとにかく勉強すること。それぞれが自分の行動規範を定めて実行する、そんな意味のある夏休みにして欲しいと思います。

 

令和6年7月25日

吉岡 直彦