校長室だより 2021/4/1~
令和4年度2学期の始まりによせて(校長室便り)
本日、令和4年度の2学期が始まりました。
始業式はZoomを使ったリモート形式で行いました。
式辞として、まず、今年の夏の鳴高生の活躍(春夏連続甲子園出場、四国インターハイ総合開会式でのパフォーマンス、インターハイでの全国入賞)について振り返り、学校全体を勇気づけてくれたことへの感謝を述べさせていただきました。引き続き、「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)というキーワードを挙げ、「現高3生はコロナ禍で入学当初から対面授業がなく、友達づくりにも苦労した世代だが、『あり得ない』現実に直面して、これからの自分について考え直してみた人も多いはず。勉強や部活動が思うようにできない時期があったからこそ、それが出来るようになった時の喜びは本当に大きかったと思う。要は、自分の頭で考えること。逆境でしっかり考えて、出来ることを精一杯やることの大切さを、コロナ禍を生きてきた皆さんはよくわかっているはずです」といった話をしました。
感染拡大はまだ続いています。2学期も対策をしながらの日々となりますが、毎日毎日、「出来ること」を精一杯積み上げていきましょう。鳴高生のますますの活躍を、心から期待いたします!
令和4年度1学期の終了によせて(校長室便り)
7月20日、令和4年度の1学期が終了しました。
新型コロナウイルス感染拡大が再び大きくなる中、終業式はリモート形式で行いました。
式辞としましては、第26回参院選での徳島県内の投票率を話題とし、「皆さんの中にも、すでに有権者である人もいるし、今後は全員が有権者になっていく。自分は、暮らしをよくしていくために、大切な権利を持つ人間なんだという意識のもとに、今後の選挙やその報道に関心を持つことから、ぜひ1歩を進めてもらいたい」といった話をしました。
この夏は、地元でのインターハイ開催ということで、本校からも多くの生徒が選手として、またサポート係として参加することになっています。高校生として、こうした機会を持つことは一生に1遍のことです。この機会を存分に楽しんで、記憶に残る夏にしてもらいたいと願います。
令和4年度1学期の始まりによせて(校長室便り)
本日、令和4年度の1学期が始まりました。
始業式はZoomを使ったリモート形式で行いました。
始業式の式辞では、民法の改正によってこの4月1日から成人年齢の引き下げが行われたことを題材とし、「成人になることで保護者の同意なしに出来ることも増えるが、行動には責任が伴う。今まで以上に自分でよく考えるという習慣をつけてほしい」「この機会に社会の仕組みについて学び、今の社会をより良くするために自分が出来ることについても考えはじめてほしい」という話をしました。
新たな節目に自分を見つめ直し、よい1年にしていきましょう。鳴高生の今後に大いに期待します!
令和3年度卒業証書授与式によせて
令和4年3月1日(火)、空は曇り空でしたが、澄んだ空気の中、本校第73回卒業証書授与式が厳粛におこなわれました。
校長からは卒業生に、北京オリンピックでのカーリング女子チームの活躍を例として、「苦しい舞台で苦しそうな顔をするのは、誰にでもできるが、その中で楽しむのは覚悟がいる。本当に苦しい時こそ、覚悟を持って笑顔で、難局を乗り切ってほしい。学習に、部活動に、覚悟を持って取り組んできた鳴門高校生なら出来るはず」といった激励をさせていただきました。
コロナ禍の影響をまともに受けて、多くの制限がある高校生活を送ることになった卒業生ですが、決して輝きを失うことなく、それぞれに精一杯頑張ってくれました。その姿に大いなる敬意を払うとともに、これからの未来に幸せが満ち満ちることを、心から願います。
卒業おめでとう!
令和3年度2学期終了によせて(校長室便り)
令和3年度の2学期が終了しました。
終業式は、感染防止対策のため、リモート配信により、生徒の皆さんに式辞をお話ししました。
式辞では、ここ2年ほどのコロナ禍により政治が自らの生活に関わる影響を強く自覚したはずの生徒たちに対し、自分自身で考えて、自分の「夢をカタチに」していくこと、また視野を広げて、自分が住む社会を良くしていくことについても、時間を割いて考えてほしい、とお話しました。
鳴門高校では、「総合的な探究の時間」に地元鳴門を知る取組として、「撫養街道ウォーク」等のフィールドワークに出かけたり、多くの方々にお話を聞いたり、調べ学習を行ったりしています。こうした活動を通じて、地元を、地域をもっと住みやすい「まち」にするために、自分たちが何が出来るか、ぜひ前向きに考えてもらいたいと願っています。