校長室だより

令和7年度3学期終業式によせて

2026年3月24日 16時40分

 3年次生の先輩方が3月1日に卒業し、本日の終業式は1.2年次生のみで行う式となりました。校内に少し静けさを感じる一方で、皆さんがこれからの鳴門高校を担っていくという新たな節目でもあります。今年度は、遠足や修学旅行、鳴高祭など、さまざまな学校行事が実施されました。仲間とともに過ごす時間や、新しいことに挑戦する機会も多かった一年だったと思います。皆さんにとって、それぞれに意味のある、充実した学校生活になっていれば嬉しく思います。
 明日から春休みに入ります。この一年を振り返ってみてください。勉強や部活動、学校行事など、自分なりに一生懸命取り組めたことはあったでしょうか。うまくいったこともあれば、思うようにいかなかったこともあったはずです。大切なのは、「どうだったか」という結果だけではなく、「これからどうするか」という姿勢です。
 春休みは、次の年次への準備期間であると同時に、自分自身を見つめ直す貴重な時間でもあります。少し立ち止まり、自分のこれからについてじっくり考えてみてください。皆さんには、1学期の始業式で「ワクワクすることを見つけてほしい」という話をしました。この一年を通して、「これが好きだ」「これをやってみたい」と思えるものに出会えたでしょうか。 すでに見つかっている人は、それを大切にし、さらに深めていってください。好きなことや夢中になれることは、自分を大きく成長させる力になります。一方で、まだ見つかっていない人もいると思います。しかし、それは決して遅れているということではありません。大切なのは、興味を持ったことに一歩踏み出してみることです。小さな挑戦の積み重ねが、自分の可能性を広げていきます。
 4月からは、新しい年次が始まります。それぞれが自分の目標を持ち、一歩ずつ前に進んでいくことを期待しています。最後に、春休み中は健康と安全に十分気をつけ、有意義な時間を過ごしてください。そして、新年度、元気な皆さんと再会できることを楽しみにしています。


令和8年3月24日
校長 鳴川 幸恵

令和7年度3学期始業式によせて

2026年1月15日 08時59分

 3学期の始業式は、インフルエンザ等感染症の予防のためにzoomによる配信で行いました。
 3学期の始まりにあたり、私から2点について話をしたいと思います。
 1点目は、「生成AIと私たちの生き方」についてです。皆さんが属する高校生の世代は、いわゆるα世代と呼ばれ、生まれた時からAIやデジタル技術が身近にある世代です。わからないことがあれば、すぐにAIに答えを求めることができる環境は、限られた時間を有効に使いたい皆さんにとって、大変魅力的なものです。AIは一人一人の好みや傾向を学び、まるで自分を映す鏡のように寄り添ってくれます。しかし、便利さの一方で注意も必要です。AIの答えが常に正しいとは限りません。また、人として考え、迷い、色々な事(物)と比べながら判断するという大切なプロセスを省いてしまう危険性もあります。便利さに頼り過ぎることで、自分自身の感性や価値観を育てる機会を失ってしまうことがあるのです。AIはあくまで道具であり、「AIに使われる」のではなく、「人がAIを使う」ことが重要です。自分の頭で考え、経験し、判断する力を土台としてこそ、AIは本来の力を発揮します。3学期はぜひ、「自分で考え、行動する一歩」を大切にしてください。
 2点目は、3学期が1年の学習と生活を振り返り、次へとつなげる学期であるということです。3年次生の皆さんにとっては、高校生活を締めくくる大切な時間となります。共通テストや入試に向けて積み重ねてきた努力を信じ、自分らしく最後まで挑戦してください。すでに進路が決まっている皆さんにとっても、この時期は新たな一歩を踏み出すための準備期間です。残された高校生活を大切にし、充実した時間を過ごしてください。
 1・2年次生の皆さんにとっても、3学期が次の年次への確かな土台となる学びの時間となることを願っています。


令和8年1月8日
校長 鳴川 幸恵

令和7年度2学期始業式によせて

2025年8月27日 15時51分

 長かった夏休みも終わり、今日から2学期です。
 1学期の終業式では、長い夏休みにしかできないことにぜひチャレンジしてほしいと伝えましたが、みなさんはどんなチャレンジをしましたか。何かにチャレンジした人は、普段の学校生活ではできない経験が、自分の成長につながったことと思います。 2学期をスタートするにあたり、2点について話しをしたいと思います。
 まず、1点目は、この夏、本校の硬式野球部が甲子園で躍動し、全国の舞台で全力を尽くす姿に、多くの方々から応援をいただきました。また、スタンドで一生懸命に応援する生徒のみなさんの姿も、鳴門高校の誇りです。仲間を信じ、お互いを支えあうことがどれほど大きな力になるか、実感したと思います。
 一方で、甲子園と同じ時間に、阿波踊り部が香川県の国立療養所大島青松園を訪れ、慰問の舞を披露しました。入所者の皆さんに大変喜んでいただき、その笑顔に阿波踊り部のみなさんも元気をもらったと聞きました。スポーツの舞台で、また文化の舞台で、一人一人の活動が人々の心を動かし、喜びを届けられることこそ、鳴門高校の大きな強みだと思っています。
 2点目は、2学期は多くの行事があり、とりわけ来週には、文化祭や体育祭が控えています。 一つのものを作りあげていく中で、仲間と意見がぶつかり合うこともあるかもしれませんが、その経験は必ず自分の力となり、人としての厚みを増す糧となります。仲間と支え合い、自らを磨き続ける皆さんの姿を、私は楽しみにしています。
 それでは、まだまだ暑い日が続きます。体調管理をしっかりと行い、充実した2学期となるように取り組んでください。

令和7年8月27日
校長  鳴川 幸恵

令和7年度1学期終業式によせて

2025年7月18日 16時36分

 今日で、令和7年1学期が終了します。
 この4か月間、皆さんにとってどのような時間だったでしょうか。
1学期は、5月には遠足、県高校総体、7月には球技大会など多くの行事がありましたが、始業式でお話しした「ワクワクすること」を見つけられたでしょうか。
 本日、通知表を渡されました。通知表は、学習や学校生活における自分の努力や成果を客観的に振り返るための重要な記録です。単なる成績の評価にとどまらず、自分の得意なことや課題を知り、今後の学習や生活にどう活かすかを考える手がかりとなります。
自らを見つめ直し、次の成長に繋げるために前向きに活用してください。
 次は、夏休みならではの挑戦についてです。
今年の夏休みに本校の生徒13名が、8月にドイツ体験入学&ホームステイに出発します。文化や習慣の違いに直面することがあると思いますが、必ずそれを超えた学びや成長があると思います。皆さんもそれぞれ「夏休みにしかできないこと」に挑戦してみてください。例えば、進路に向けた大学見学、読書、ボランティア活動など、日常では得られない経験を通じて自分と向き合う時間を大切にしてください。
 最後に、健康と安全についてです。
夏は熱中症や感染症のリスクが高まります。こまめな水分補給や手洗いを心がけてください。また、自転車に乗る際には、ヘルメットの着用をお願いします。自分の身は「自分で守る」行動を日頃から意識してください。

それでは、夏休みが生徒の皆さんにとって「ワクワクする毎日」となるように願っています。

 令和7年7月18日
 校長  鳴川 幸恵

令和7年度 鳴門高校入学式によせて

2025年4月15日 16時32分

   令和7年4月8日(火)令和7年度徳島県立鳴門高等学校入学式が挙行されました。

    春爛漫、満開の桜が新たな旅立ちを祝福するように咲き誇る中での入学式となりました。本校正門の桜も満開を迎え、多くの入学生と保護者の方々が正門と桜の木をバックに記念写真を撮っている姿が見られました。

 式では新入生一人一人の呼名があり、令和7年度入学生245名の入学が許可されました。式辞では創立116年目の歴史と伝統を受け継ぐ鳴門高校での高校生活を通して、大きく成長し、自信を持って将来の夢に挑戦してほしいと願いを込めてお話ししました。

 高校生活では、「ワクワクすること」を見つけることが自らの夢や目標を明確にし、個性が磨かれ自分らしく輝くことにつながります。また、広い視野で世界に目を向け、多様な価値観や文化に触れる中で新たな可能性が広がります。そして、互いに認め合い高め合う中で、信頼できる友人と出会うことが、人生を豊かなものにしてくれることと信じています、とお話をさせていただきました。

    新入生達は凜とした面持ちで式に臨み、力強い返事で決意を示してくれました。新たな生徒を迎えた鳴門高校にとって素晴らしい一年になるよう、教職員一同全力で取り組んで参ります。

                                                                   令和7年4月8日
校長 鳴川 幸恵